居酒屋オーナーが語るねずみ退治の体験談
あれは、ある晩のこと。
何の前ぶれもなく、私は深い眠りから覚めました。
なぜ、こんな真夜中に起きてしまったのだろうかといぶかっていたところ、
どこからともなく物音が……。
カリカリと壁を爪で引っかいているような音です。
俳優の遠藤憲一さんに似ていると言われたり、
こわもて、などと呼ばれることもある私ですが、オカルト系は苦手なもので、
とたんに恐くなり、布団に深く潜り込みました。
気にせず寝ようと体制を整えるために寝返りをうったその瞬間、
物音は急にやんだのです。
何だ、気のせいか、と再び眠りに落ちようとしたとき、
また壁の向こうからカリカリと物音が……。
試しに、床をドンとたたいてみると、やはり音は止まります。
しかし、やはりしばらく経つと、またカリカリカリカリ。
しかも今度ははっきりと天井からその音が聞こえているのがわかりました。
そうか、これはあれか!と、霊のしわざでなかったことに一安心。
ほっとして眠りについたのですが、
まだ幽霊のほうがましだったと思える事態が翌朝に発生したのです。
朝を迎え、私は妻に叩き起こされました。
「ちょっと見て欲しい物がある」と何やら不機嫌なようす。
いったい何事かとあとをついていくと、
妻がダイニングテーブルの上のパンを指差すではないですか。
そこには、私がビニール袋に入れて放置しておいた食べかけパンが。
よくよく見れば、ビニール袋には穴があり、
そこからのぞいたパンにも、私の歯型ではない齧りあとがついていました。
「ねずみかなあ」と言う私に対し、妻は身震い。
私は居酒屋を経営していて、建物は1階が店舗、2階を住居として使っています。
ねずみの出現は店にとっても痛手となりかねません。
その上、妻は動物嫌いで、私は動物は好きですが、やはりねずみは苦手です。
しかし、本当にねずみかどうか、姿は一向に見えないので、
まずは確かめてみることにしました。
夜に天井から物音が聞こえたことから、きっと夜行性なのだと思い、
テーブルの上にわざとパンを置きっぱなしにし、
私はとなりの部屋からこっそり様子をうかがうことにしました。
夜の12時を回った頃でしょうか。
居眠りしていた私は、かすかな鳴き声を聞いたような気がして、顔を上げました。
すると、テーブルの上に天井から降りてきたのか、どこからともなく、ねずみが現れたのです。
いやあ、本当に出てきたことに驚きましたね。
姿勢を崩したところ、とたんにねずみは逃げていってしまいました。
(おそらく天井に逃げ込んだんでしょう。)
翌日、あわてて駆除の方法を探しました。
できれば自分でできるものはないかといろいろ調べていると、
リアーストの忌避剤スプレーというものを発見。さっそく使い始めました。
すると、使用し始めたとたん、最初に天井の物音が消えたのです。
スゴい威力だなぁと感心していたのですが、ふと「ねずみの行方」が気になりました。
敷地内から完全撤退していればいいのですが、
もし、店舗の方に移動しただけだったらと……。
さすがにこっちは個人での駆除は無理だろうと思い、専門業者を探すことに。
そして、ライズの駆除サービスに出会ったのです。